ブラームス:間奏曲 Op.118 No.2
曲名 | 間奏曲 Op.118 No.2 |
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歌 | ブラームス | |||||
出身 | ロシア | |||||
CD | ブラームス集 | |||||
DVD | ブラームスのDVD | |||||
試聴(YOU TUBE) | 「ブラームス:間奏曲 Op.118 No.2の1楽章」はこちら、 | |||||
楽譜 | ブラームスの楽譜 | |||||
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |||||
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私の思い入れ
是非聴いていただきたい
約7〜8分と長い曲ですが、弾きました。
アンダンテなので、なんとか弾けた記憶があります(多分)。
「感情を込めて弾く」というより、弾いていると、様々な想い、感情が沸き上がる様な曲です。
ステキな、素晴らしい曲です。
この記事を書いている、酷暑の夏というより、涼しげな秋が似合う曲です。
ゆっくりした曲って、当然、速い曲よりは弾きやすいですが、表現となると結構難しいんですよね。
って偉そうなことを言えるような腕前では無いのですが。
特にこの間奏曲は、「たっぷり」溜め込んで弾くようなところや、ゆっくりなんだけど、少しだけ
追われるような、そして、急に足を止めたり。
ピアノを習った経験の無い方はひょっとしたらご存知ない曲かもしれません。是非、試聴してみてください。
ちなみに、上に紹介するCDはイケメン、ポゴレリチ。
習っていた先生がファンでしたので・・・強く、勧められて買いました・・。
愛する人へ
この間奏曲はブラームスが存命中に出版された最後の2番目の曲です。
そして、この曲は「クララ・シューマン」へ献呈されています。
クララ・シューマンはピアニストであり、作曲家でもありますが、
名前を見て分る通り、ロマン派の大作曲家、ロベルト・シューマンの妻でもあります。
何故、他人の妻に曲を献呈するのか・・・。クララ・シューマンは夫シューマンの死後、ブラームスに急接近したという噂があるそうで・・。
当時としてはスキャンダラスなネタだったようです。が、クララ・シューマンは再婚することは無かったようです。
どこまで事実かは分らないようですが、この曲を聴く限り、ブラームスの、クララに対する気持ちが極めてよく現れているように思えます。辛かったのかな。
当時は自分の作った曲を「献呈」することが頻繁に行われていました。ショパンのバラードの2番はシューマンに献呈されています。
が、シューマンはバラード1番は気にっていたようですが、バラード2番は、イマイチだなぁと思っていたようです。
とはいえ、お返しとして、
シューマンは「クライスレリアーナ」をショパンへ献呈しています。
いずれも豪華すぎる「贈り物」ですね。