ショパン/ バラード１番:の試聴,楽譜

私の思い入れ

この曲との出会い

今からもう１０年以上も前でしょうか。意を決してピアノを習い出しました｡事情があり、 途中２，３年間が空き再開。現在は辞めています。トータルで７，８年くらいは習ってい たかな。
いろいろな曲を弾きましたが、その一部で「スクリャービンのエチュード」を前回ご紹介 しました。
ピアノは本当に楽しく、ツェルニーと平行して、自分の好きな曲を持ち込んで弾いていま した。 これも以前書きましたが、ピアノを習いだしてから、今まで知らなかった多くの素晴らし い曲と出会うことができました。
その中の一つがこの曲です。 いつ「耳」したかは定かでは無いのですが、ショパンばかり集めたCDの１曲目にこのショパンのバラード１番が 入っていたのが最初だったと記憶しています。

１番、２番、３番、４番

最初に習っていた由理先生に僕はショパンのバラード１番が好きですと言うと「私は４番よ」 と。そうか。４番まであるんだ・・ということで１番から４番まで入ったＣＤを購入。そしてバラードの虜になってし まいました。
あくまでもロマンチックで官能的なサビの部分。身悶えるような、雰囲気の１番。
嵐のような、雷が劈くような、不吉な未来を暗示するような、激烈な２番
まだ幼い男女の淡い恋物語を想像するメランコリックな３番
そして、バラードのすべてを総括する、人間の「喜怒哀楽」以外の感情、無常観、非情感、悲哀を感 じる４番。
どれが一番好きかと聞かれても困りますね。
もし、ショパンのバラードを聴いたことが無い！という方。騙されたと思って聴いてみてください。 人生観変わります。