ショパン「12の練習曲」嬰ハ短調作品10の4
曲名 | ショパン「12の練習曲」嬰ハ短調作品10の4 |
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曲 | ショパン | |||||
出身 | ポーランド | |||||
CD | ショパン(練習曲)作品集 | |||||
試聴(YOU TUBE) | ショパンの「12の練習曲」嬰ハ短調作品10の4(OP.10-4)はこちらで試聴,視聴できます。リヒテル演奏 | |||||
楽譜 | ショパンの「12の練習曲」嬰ハ短調作品10の4(OP.10-4)の楽譜 | |||||
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |||||
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私の思い入れ
「のだめ」で
ドラマ「のだめカンタービレ」のクライマックスで取り上げられたこの曲。
ピアノ・コンクールの予選のこと。ハリセンの自宅でこの曲を弾くことを告げられ、いきなり
弾き出す姿に驚愕するハリセン・・。
そう、この曲はショパンのエチュードの中でも超絶技巧を要する曲です。
特に12曲で構成される作品10は超絶技巧の嵐。
エチュードは「練習曲」という意味なので、
弾けるかな?と思いCDを購入しましたが、とても常人に弾ける曲ではありません
でした。
このエチュード、Op.10-4以外に有名なのはOp.10-3の「別れの曲」です。難曲揃いであることが、想像できますよね。
ちなみに、この曲が収められる作品10はリストに捧げられたもの。これをきっかけにリストと仲良しになったそうです。
以前、紹介したショパンのバラードの2番はシューマンに捧げられています。昔の作曲家はこうやって人脈を築いていったのでしょうね。
やはりレジェンドはスゴイ
↑の試聴,視聴は巨匠リヒテルの演奏です。
ハンカチで手を拭き、ピアノへ無造作に投げ、いきなり弾く姿は
壮絶。手のひらが巨大だったリヒテルならではの演奏。強烈です。
私が保有するCDの演奏家は「レジェンド」と「現在の巨匠」と「美人系」に大別されます。
「レジェンド」はホロヴィッツとリヒテル、クルード。「現在の巨匠」はアシュケナージ、ツイマーマン、シフ、ポリーニなど。「美人系?」は仲谷郁代、小山実稚恵。
レジェンド達はいずれも個性が強烈。レジェンドだから許される演奏なのでしょう。未だにレジェンドの
後継は現れていないと思います。