ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番
曲名 | ピアノ協奏曲第2番・第3番 |
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作曲 | セルゲイ・ラフマニノフ | |
出身 | ロシア | |
CD | ラフマニノフ作品集 | |
DVD | ラフマニノフ映像集 | |
試聴(YOU TUBE) | 「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番の1楽章」はこちら、「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番の1楽章」はこちらで試聴できます。 | |
ラフマニノフのピアノ曲楽譜 | 1/ 2/ 3/ 4/ | |
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |
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私の思い入れ
まずは2番
まずはピアノ協奏曲第2番。
本当に聴きまくった。いつくらいだろう。大学生の頃かな。何の番組か覚えて無いですが、深夜番組だった。
クラシックの作曲家を一人とりあげ、作曲家の人生や代表作の成り立ちや裏話といったことを紹介する番組でした。
例えばチャイコフスキーは同性愛だったとか・・。ドビュッシーは酒好き、女好きで今で言うチョイ悪オヤジだったとか。。
で、この番組でラフマニノフが取り上げられていた。2番は様々な映画で使われている。無論、今でも映画、TV、CMと
断片的ではあるが、使われています。
TVドラマを見ない私が久しぶりに観ている「のだめカンタービレ」でも
演奏シーンが出てきました。
ラフマニノフのピアノ協奏曲2番が使われている映画といえば「逢びき」(1945年)。映画の冒頭からずーっと使われています。
この冒頭のシーンがあまりにも幻想的。静かに響くピアノ。そして徐々に教会の鐘のごとく高らかに響き渡り、曲がスタートする。
全身鳥肌。翌日、速攻でCDを買いに行ったのを覚えています。
1楽章かなぁ。やっぱり
3楽章構成です。どの楽章も素晴らしい。ドラマチックな1楽章。メランコリックな2楽章。主題が見え隠れしつつ、最後に燃え上がる
3楽章。どれも捨てがたい。でもやっぱり1楽章かなぁ。カデンツァなんか特に。学校に行くとき、会社に行くとき。車の中。電車の中。
もー。聴きまくった!
社会人になってピアノを習いだした頃、最初のところくらい弾けるかな?と思い譜面を無謀にも買いました。さっぱり弾けませんでした・・。
ちょっと残念なのは、ラフマニノフを好きになる前に実はコンサートで聴きにいっていた。しかも演奏は小山実稚恵さんだ。
勿論、そのときも感動したけど、2番をもっと好きになったあとに聴きたかったなぁ。
その後、ピアノの先生が2番を弾くとのことで招待を受け聴きに行きました。弾き終わった後、先生は泣いていました。
相当なプレッシャーだったことでしょう。全身脱力していました。先生、今も頑張っているかなぁ
そして3番
ラフマニノフのコンチェルトといえば2番、3番。2番が聴きたくて買ったCD。大体が3番も付いてくる。 最初はあまり聴かなかった。2番命!でしたから。2番ブームも落ち着いた頃、徐々に3番が耳に入ってくる。 ちょうどこの頃、昔カレーのルーのCMで確か中村紘子が出てたと思うけど 3番の一番最後の部分が使われていた。「これもいいんじゃないっ?」って今度は3番ブーム。 カデンツァなんかもう、強烈。こんなの人間が弾けるの?って具合。
ちなみに私が敬愛するホロビッツが演奏する3番の映像がDVDで出ており、即購入。ホロビッツ・ファンにとっては涙ものです。 ちなみに2番の映像はおそらく残っていないと思います。
映画「シャイン」
ラフマニノフって一般的にはそれほど知られた作曲家では無いですよね。敬愛するスクリャービンなんかもっと知られていない・・・。
映画「シャイン」でラフマニノフの協奏曲第3番が主テーマとして取り上げられ、大ヒット。無論、見に行きました。
このあたりからラフマニノフも一般的に知られるようになり、TVやCMでよく取り上げられるようになったのかな。
協奏曲は1番も4番もあります。いずれも良いのですが、聴いたこと無い方であれば2番と3番で十分でしょう。
上に紹介しているCDのように2番と3番が収録されているCDが良いと思います。ハマれば1,4番もどうぞ。
1番はチャイコフスキーっぽいかな。4番はなんと表現してよいやら。。
夜、部屋の灯りを消して寒空を見つつ3番を。できれば八ヶ岳とかの別荘で満天の星空が見えるところがいいかなぁ。
ちなみに、私が保有する中で一番のお気に入りはコレです。2番、3番に加え、パガニーニの狂詩曲、エチュード、プレリュードも収録されていて、オトク感たっぷり。演奏もアシュケナージなので、オーソドックスで聴きやすいですよ。
Favourite Rachmaninov
Sergey Rachmaninov Andre Previn London Symphony Orchestra