ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
曲名 | パガニーニの主題による狂詩曲 |
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作曲 | セルゲイ・ラフマニノフ | |||||
出身 | ロシア | |||||
CD | ラフマニノフ作品集 | |||||
DVD | ラフマニノフ映像集 | |||||
試聴(YOU TUBE) | 「ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(第18変奏以降)」はこちらで試聴できます。 | |||||
ラフマニノフのピアノ曲楽譜 | 1/ 2/ 3/ 4/ | |||||
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |||||
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私の思い入れ
希望に満ち溢れた
ラフマニノフのピアノ協奏曲は2番、3番が有名ですが、その次に有名なのがこの曲のし
かも第18変奏。
この前の第17変奏はは弦楽器とピアノの低い音が不気味な様相を醸し出している。モヤモヤした暗雲が立
ちこんだような雰囲気の中、静かにピアノが鳴り響く。
一筋の陽の光が差し込む。うな垂れたあなたの横顔が暗闇に照らされる。
徐々に光は力を増し、あたりを照らす。
光は足元から、あなたを照らしていき、全身が光につつまれる。
美しい朝の光がすべてを浮かび上がらせ、あなたも優しい光に包まれる。
目の前には美しい草原が広がっていた。
その中をあなたは一歩足を踏み出す。
苦しい時も哀しいときも朝は訪れる。
夜明け前の微妙な暗がりを表現した(勝手な想像)第17変奏が非常に効果的です。
パガニーニの主題による狂詩曲は
パガニーニの主題による狂詩曲は25部から成る変奏曲形式の狂詩曲。正式にはピアノ協奏曲では無いようです。
狂詩曲とは「叙情的で民族的な内容を持つ自由な形式」とWikipediaで定義されています。
既成のメロディーを用いて構成したり、メドレーのように構成したりすることが多いよう
です。
ちなみに狂詩曲の「狂」が差別用語にあたる、或いはイメージが悪いということで、最近
では「ラプソディー」という言葉が使われているそうです。
ちなみに、私が保有する中で一番のお気に入りはコレです。ピアノ協奏曲第2番、第3番に加え、パガニーニの狂詩曲、エチュード、プレリュードも収録されていて、オトク感たっぷり。演奏もアシュケナージなので、オーソドックスで聴きやすいですよ。
Favourite Rachmaninov
Sergey Rachmaninov Andre Previn London Symphony Orchestra