音楽紀行 >ラフマニノフ:前奏曲 作品32-12/Prelude OP.32-12
ラフマニノフ:前奏曲 作品32-12/Prelude OP.32-12
曲名 | Rachmaninov ラフマニノフ:前奏曲 作品32-12/Prelude OP.32-12 |
|
||||
---|---|---|---|---|---|---|
作曲 | セルゲイ・ラフマニノフ | |||||
CD | ラフマニノフ作品集 | |||||
DVD | ラフマニノフ映像集 | |||||
試聴(YOU TUBE) | 前奏曲 作品32-12はこちらで試聴できます。 | |||||
ラフマニノフのピアノ曲楽譜 | 1/ 2/ 3/ 4/ | |||||
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |||||
この曲の感想やコメントはブログの方へもどうぞ。 |
私の思い入れ
弾きましたけど
絶対に弾けないだろうな。と、思ってました。ラフマニノフの曲は。
でも、このプレリュードは好きで良く聴いていた。ホロヴィッツの演奏もアシュケナージの演奏も
好きだった。
ロシアの広大な大地を想像できた。大地を吹き抜ける風。冷たい風。
右手のパッセージは早く、ロシアの大地を吹き抜ける風のようだ。
左手はロシアの陰鬱とした空気。重くのしかかる歴史。
地味な曲だけど、CDが擦り切れるくらい聴いた。
結果は・・正直、メロメロだった。難易度は高いし、無謀なのは分ってた。
だけど、ラフマニノフの世界と
ホロヴィッツの世界に触れたかった。少しでも。
この曲は唯一ラフマニノフの曲で手がけた曲です。ピアノ協奏曲第2番と3番が好きで、1曲くらい
弾きたいなぁと。夢は散ったけど、ボロボロでも満足だった。
前奏曲の中では比較的有名なこの曲。演奏される機会も割りと多いかな。
ラフマニノフの前奏曲について
前奏曲(プレリュード)と言えば、ショパンの24の前奏曲が最も有名。
この24という数字はバッハの「平均律クラヴィーア」が「長短調のすべてを使った」曲集で、
ショパンやスクリャービンが24の前奏曲を作曲した。ショパンは「雨だれ」が有名ですね。
で、ラフマニノフも24の前奏曲を作曲していますが、厳密には「前奏曲集」。今回の作品32(13曲)の他に
作品23(10曲)、作品3(1曲)で構成されています。
24の前奏曲の中で最も有名なのが、作品3−2.通称「鐘」。
高らかに鐘を鳴らすような、力強い出だしが印象的です。
ちなみに、最初の先生に最後に教えて頂いたのが、この「鐘」。でも、いろいろ事情があって、最後まで
弾く事はなく、途中で止めてしまいました。それが・・心残りです。