ラヴェル:ボレロ
曲名 | ラヴェル: ボレロ |
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作曲 | モーリス・ラヴェル | |||||
出身 | フランス | |||||
CD | ラヴェル作品集 | |||||
DVD | ボレロ映像集 | |||||
試聴1(YOU TUBE) | ラベル:ボレロ(バレエ)はこちらで試聴できます。 | |||||
楽譜 | ラヴェル:ボレロの楽譜 | |||||
クラシック・ピアノピース | ピアノピース | |||||
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私の思い入れ
最初は苦手だった
何度も記事に書いていますが、私の「音学歴」のスタートとなった「クラシック名曲集」に
収録されていた曲の一つがコレ。
ショパンのノクターンや、ラ・カンパネラといったラインナップの中で最後を飾っていたのが、
ボレロ。
なんだか地味だし、同じリズムが延々と続くし。暗くなるねぇっと母親と話していました。
直接、ボレロをコンサートでは聴いたことありませんが、TV番組「題名の無い音楽会」(たぶん)で
井上道義氏指揮、新日フィルの演奏を見て驚愕しました。井上道義氏がまだ若い頃(髪の毛も豊かだった・・)
だったので指揮のスタイルの圧倒されました。
で、その静かな雰囲気から徐々に高まりを見せ、最後は爆発するボレロの魅力にとり付かれました。
ボレロ=ショルジュ・ドン
これも既に書きましたが、私は競技ダンスなるものを学生時代、命を賭して?やってました。
ということもあり、様々なダンスを見てきました。
クラシックが好きだったということもあり、特にバレエ、モダンからクラシックバレエまで良く
見に行きました。
バレエは個人的にはプリマ「女性」がメインの踊りで、男は脇役?という
イメージが強く、男の踊り手はつまんないだろうなぁって。
で、その概念を覆したのはジョルジュ・ドンが踊る「ボレロ」。
↑の試聴ではジョルジュ・ドン
が踊るボレロを載せてます。このボレロは天才振付師モーリス・ベジャール氏によるもの。
映画「愛と哀しみのボレロ」でジョルジュ・ドンとともに名声を博しました。
私の「2大」悔やまれるものは「ホロヴィッツの生演奏を聴けなかった」ことと「ジョルジュ・ドンのボレロを生で観れなかった」です。
ジョルジュ・ドンは孤高のダンサー的なカリスマを持った踊り手。ピアニストで言うと、グレン・クルード
的かな。
ボレロはジョルジュ・ドンのほかにシリヴィ・ギエムが有名で、日本人の踊り手では首藤康之氏が有名です。
ボレロとは
(以下、Wikipediaを引用)
ボレロはモーリス・ラヴェルの作曲したバレエ音楽です。
シナリオは
「セビリアのとある酒場。一人の踊り子が、舞台で足慣らしをしている。やがて興が乗ってきて、
振りが大きくなってくる。最初はそっぽを向いていた客たちも、次第に踊りに目を向け、
最後には一緒に踊り出す。」
という設定。情景が目に浮かびませんか??
同一のリズムを延々と繰り返し、メロディーラインも2パターン。
抽象化された美の極致です。