オフコース Off Course : 「冬が来るまえに」のCD
曲名 | 冬が来るまえに |
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歌 | オフコース | |||||
CD | オフコース作品集 | |||||
DVD | オフコースDVD | |||||
楽譜 | オフコースの楽譜 | |||||
試聴 | 「冬が来るまえに」はこちらで試聴できます | |||||
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私の思い入れ
壮大な曲
オフコースの曲の中で、この「冬が来るまえに」はあまり広く知られていない曲かもしれませんね。
交響曲のような壮大さを持っている曲。歌詞も初期のオフコース独特のポエジーかつ所謂典型的なフォークソング調に仕上がっています。
強烈なメッセージ性があるわけでは無いけど、最初の「震える肩を抱けば・・」でググーっとオフコースの世界に引き込まれていきます。
壮大な抒情詩といったところでしょうか。
特筆すべきは「冬が来るまえに」が終わるあたりから、次の曲「歌を捧げて」へ静かに切れ目無く繋がって行く部分。
コアなオフコース・ファンならお分かりになるでしょうけど、「歌を捧げて」も含めた、この一連の流れは本当に美しく、幻想的でこのアルバムを締めくくるに相応しいアレンジです。
冬が近くなると、この曲が頭の中をグルグル回りだす。
季節性の高い?曲ですね。タイトルからして当たり前のことなんですけど、寒風の中で聴くと染み入ります。
オフコースの最高傑作のアルバムかも
通算4作目のアルバム。このアルバムから後に正式メンバーとなる大間ジローと松尾一彦が加わります。
清水仁はライブなどには既に参加していましたが、契約関係等でこのアルバムの製作には参加できなかったそうです。
ということもあり、これ以前の3作に比べ音が厚いですね。
アレンジも以前とは方向性も違うし、まとまりのあるアルバムに仕上がっていると思います。
余談ですが、このアルバムまでは「オフ・コース」と表記されてました。以降は「オフコース」となっています。
このアルバムには本当に名曲が揃っています。「こころは気紛れ」、「ひとりで生きてゆければ」、「青春」、「めぐる季節」、「青空と人生と」といったいずれもシングルカットされても良いようなラインナップです。
僕自身、一番よく聴くアルバムです。
(一部Wikipediaより引用)
ほぼ年末恒例となりつつある小田和正氏の一夜限りのコンサート『クリスマスの約束』。
2008年のクリスマスでは「冬が来るまえに」が演奏されています。とっても珍しく、コアなファン
にとってはたまらない選曲でした。
今年(2009年)も楽しみです。
【2008年演奏リスト】
・こころ
・愛を止めないで
・たしかなこと
・さよなら
・冬が来るまえに
・言葉にできない
・ラブ・ストーリは突然に
・もう歌は作れない
・夏の終わり〜眠れぬ夜〜やさしさにさようなら(メドレー)
・Between the word & the heart
・今日もどこかで
・東京の空
・さよならは言わない