Depeche Mode デペッシュ モード : People are peopleのCD
曲名 | People are people:ピープル アー ピープル |
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CD | デペッシュ モード作品集 | |||||
DVD | デペッシュ モードDVD | |||||
60's-70'sCD | ロック | |||||
60's-70'sCD | ポップス | |||||
80'sCD | ロック | |||||
80'sCD | ポップス | |||||
試聴(YOU TUBE) | people are peopleはこちらで試聴できます。 | |||||
楽譜 | デペッシュ・モードの楽譜 | |||||
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私の思い入れ
すべてはこのバンドと共に
このブログの「この曲とともに」とメインサイト「紀行地図」の「音楽紀行」はこのバンド、
Depeche Modeのために作ったと言ってもいい。
ただ日本ではあまりにもマイナーなので、いつ登場させようか・・と悩んでました。
誰も共感してもらえないんじゃないのか?
今まで、DepecheModeのファンにほとんどめぐり合ったことが無い。
だから、もし、好きな人がいたら・・少しお話したいですね。
DepecheModeとの出会い
DepecheModeが商業的に成功したのは「People are People」のヒット。通常、商業的に
「成功する=アメリカ」で成功するということになる。この曲は米国でもヒットした。
で、日本に輸入された。
ビルボードでもそこそこの順位まで行った。アルバム「Some great reword」もヒットした。
それまで、単なる「チャート少年」だったけど、ベクトルが英国エレクトリック系へと定まった。
今は聴く音楽も多様化してきたが、一貫してエレクトリック系が好きである。
ちなみに中学生の頃からの付き合いだ。80年代に「ニュー・ロマンティック」という分野が
登場し、デュラン・デュラン、カジャグーグー、ヒューマン・リーグ、トンプソンツインズ
といったエレクトリック系バンドが次々と登場してきた。
DepecheModeは確かにエレクトリック系ではあるが、「ニュー・ロマンティック」には属さない
と思っています。何せ格が違う。何故かって、今でも第一線で活躍しているからだ。20年も活動しているんだ。
いいバンドは長続きする。音楽性は違うけど、今でもまともに生き残っているバンドはU2くらいだ。
今は孤高の存在。唯一無二のポジションを確立している。
ちなみに2006年のツアーは31カ国で250万人を動員している。但し、しばらく来日していない。
何故なんだ!
好きなんですよDepecheModeがっ!
改めて言いますが、僕はDepecheModeとともに生きてきた。だから彼らが死ぬと僕も死ぬ。
「死」という言葉を安易に出してはいけないので、なんて言えばいいかな。彼らが「死ぬ=解散」すると、ようやく僕は子供から
オトナになれるのかな?
僕は、たまに思うのですが、僕はきっとオトナに成り損なっている、そんな思い
がどこか頭の片隅にぶら下がっています。想いがぶら下がっているのではなく、僕自身がどこか別の空間に
ぶら下がっているのかもしれない。
と、どうでもいい話だ。ようは、それだけDepecheModeに傾倒しているということを分かっていただきたい
・・ということを言いたかっただけです。
だから1曲選べといっても、それは無理な相談だ。
順不同にアルバム1枚1枚を紹介しつつ思い入れのある曲を丁寧に、私自身の今までの過去を振り返りつつ、
ある意味総括しつつ紐解いていきたいと思います。
何故ここまで傾倒したのか
○まずはマイナー感があるということ。マイナー指向は私の行動、思考のベースとなっている。
○陰鬱とした、宗教的でもある、退廃的。そして叙情的。詩的。といった曲調がいい。
○ジャケットもアバンギャルドで、何か意味ありげ。楽曲同様、メッセージ性が強い。
○魂の奥底をえぐりとるような歌詞。「好き」だの「愛している」だの、そんな軽い歌詞では無い。
○シニカルな詞や人間の原罪を問うような詞。無垢で純粋。
たとえば今回紹介する「People are People」の詞を少し見てみる。米国でヒットしただけあり、ポップで軽快な曲だけど、詞は深い。
People are people
people are people. So why should it be you and I should get along so awfully....
(人間は皆同じ人間、なのになぜ、君と僕はいがみ合わなければならないのか)
DepecheModeのほとんどの楽曲を作詞作曲するマーティン・ゴアの独特の世界観は昔も今も変わらない。
Blasphemous Rumours
そしてこのアルバムの最後を飾る「Blasphemous Rumours :ブラスフェマス・ルーモアーズ」。 キリスト教を否定するような歌詞に放送禁止になった国もあったようだ。このアルバムで一番好きな曲だ。
....
Girl og 18
Fell in love with everything
Found new life
in Jesus Christ
Hit by car
Ended up
On a life support machine
Summer's day
As she passed away
Birds were singing
In the summer sky
Then came rain
And once agaein
From her mother's eye
.....
18才の少女
見るものすべてに恋をする
キリストの道に新しい人生を見つけたのに
車にはねられ
植物人間になってしまった
ある夏の日
彼女が息をひきとったとき
夏空に
鳥たちがさえずっていた
すると雨が降り
再び
母の目に涙が溢れた
................
なんて美しい詩なんだ。。。
そして純粋だ。