ニルヴァーナ Nirvana :スメルズ・ライク・ティーン・スピリットのCD
曲名 | スメルズ・ライク・ティーン・スピリット |
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CD | ニルヴァーナ作品 | |||||
DVD | ニルヴァーナDVD | |||||
60's-70'sCD | ロック | |||||
60's-70'sCD | ポップス | |||||
80'sCD | ロック | |||||
80'sCD | ポップス | |||||
コンピレーションCD | コンピレーションCD | |||||
試聴(YOU TUBE) | スメルズ・ライク・ティーン・スピリット Smells Like Teen Spirit はこちらで試聴できます | |||||
楽譜 | ニルヴァーナの楽譜 | |||||
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私の思い入れ
80’sからの脱却
彗星のように現れ、彗星のごとく去っていったカート・コバーン率いるニルヴァーナ。
彼らは80’Sの壁を破ったバンドの一つであり、90’sを代表する作品がこの曲。
最初は英国系、ややサイケ入り系のバンドかと思いましたが、アメリカ系。
気だるい雰囲気、サビの独特な叫び声を聞くと、ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」
のディーン・モリアーティと重なる気もする。
安穏とした、ハッピーで、バブリーなアメリカが生みだした80’sの世界から、
一気に下降線を辿っていく時代が産み落とした新たな世界。
ニルヴァーナの世界はまさに下降する世界をそのまま投影したようだった。
ジャンルは違うかもしれないけど、同時期に英国が生み出したRide。
アルバム「Going Blank Again」も強烈だった。
彼らはギターバンド系ですが、ニルヴァーナと同じ、疲弊した時代を先取りしたような音だった。
同じく英国のRadioheadも似たような空気を感じる。彼らも一つのベクトル上に位置づくと思う。
カリスマ性
グランジというジャンルを扇動し、その代表格だったニルヴァーナは87年に誕生。94年に
カート・コバーンが自殺をし、事実上、バンドは終焉した。
カート・コバーンは強烈なカリスマ性の持ち主だった。
そのファッションスタイルも一世を風靡したかな。今もそのスタイルは根付いているような気がする。
反発精神というか強烈な批判精神をうまく表現したジャケットが妙に美しくピュアだ。
その短い活動期間にも関わらず、彼等の曲は今でもアメリカの疲弊した若者たちのシンボル
になっている。
かつてのビート・ジェネレーションのように。