チャイコフスキー: アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番)の試聴、楽譜

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チャイコフスキー: アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番)

曲名 アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集ボロディン四重奏団

ワーナーミュージック・ジャパン 2001-05-23
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作曲 チャイコフスキー
CD チャイコフスキー弦楽四重奏曲第1番のCD
試聴(YOU TUBE)「チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番)の1楽章」はこちらで試聴できます。
楽譜 チャイコフスキー弦楽四重奏曲第1番の楽譜
クラシック・ピアノピース ピアノピース
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チャイコフスキー弦楽四重奏曲第1番 アンダンテ・カンタービレの感想文

弦楽四重奏とは思わなかった

事あるごとに登場する「7本」のクラシックテープの中に収録されていた、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番の 2楽章「アンダンテ・カンタービレ」。(7本のクラシックテープについては、こちらに少し記載してます
アンダンテ・カンタービレは7本のテープのうちの1本、「ピアノ協奏曲集」の中に何故か収録されていた。
A面(といっても分る世代は限られる?)のチャイコフスキーのピアコン1番の直後に何故かこの曲が収録。 テープの時間が余ったので2楽章のアンダンテ・カンタービレでも入れたのだろう。

華々しいチャイコフスキーのピアコンの後に実に悲しげなこの曲は、少し不自然な選曲に子供ながら感じていて、 聴き飛ばしていた。でも、徐々に美しいメロディーに酔いしれるようになったのかな。

テープの説明書きには「チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ」としか書かれておらず、かろうじて 指揮者がユージン・オーマンディと書かれている程度。収録曲はそれなりの規模の弦楽奏だった。
記事を書くにあたり、いつものように音源をYoutubeで探したのですが、チェロや四重奏しか見つかりませんでした。 で、改めて、チャイコフスキーの曲を調べたところ、原曲は「弦楽四重奏」であることが分った。

この曲は弦楽四重奏曲第一番の第二楽章の「アンダンテ・カンタービレ」。
この2楽章は最も有名で、様々な編曲で演奏されるそうで、僕が持っているテープに入っているアンダンテ・カンタービレ もこの「編曲版」だった。中学生の頃からずっと大規模な弦楽奏と思ってたので、ちょっと驚きでした。

上の試聴のリンクには僕の持っているテープと同じ音源と思われるユージン・オーマンディの演奏をリンクしましたが、 原曲の四重奏曲は下ような曲です。随分、イメージが違います。上に紹介するCDも弦楽四重奏版です。



チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 アンダンテ・カンタービレは「チェロ」を主体として演奏される場合が多いようで、マイスキーやヨーヨー・マ といった著名チェリストによる演奏も有名で多くCDが出ています。
どの版も甲乙付けがたい。
ちなみにYoutubeで見つけたチェロ四重奏による演奏ははこの曲のイメージをよく表現していて素晴らしい演奏です。

チャイコフスキー弦楽四重奏曲第1番 アンダンテ・カンタービレについて

この曲は1965年頃、チャイコフスキー自作によるコンサート開催を開くにあたり、曲数が少ないため、急遽作られたもの のようです。名声を得つつあったとはいえ、生計は楽ではなかったようだ。 コンサートも経費がかさむため小ホールでの開催となったため、弦楽四重奏となったようです。
この曲には次ぎのような逸話が残されています。

モスクワに来たレフ・トルストイに敬意を表して、ニコライ・ルービンシュタインは特別音楽会を催した。この時にはこの曲も演奏されたが、アンダンテ・カンタービレが演奏された時、チャイコフスキーの隣に座っていたトルストイは感動のあまり涙を流した。

この事をチャイコフスキー自身は、10年後の1886年7月2日の日記に「あの時ほど、喜びと感動をもって作曲家として誇りを抱いたことは、おそらく私の生涯に二度と無いであろう」と記している。

(以上、Wikipediaより引用)

クラシック試聴と楽譜

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