バーバー / 弦楽のためのアダージョ の試聴と楽譜
この曲はオリバー・ストーン監督の映画「プラトーン」で初めて耳にしました。
当時はバーバーの曲であることは知りませんでした。てっきり映画のために作られた曲だと。
映画の後半で確かウィレム・デフォーが空から機関銃で撃たれるシーンあたりで 流れていたと思います。プラトーンのDVDジャケットにもなっているシーンかな。
記憶は定かではないですが、銃撃シーンは銃撃音がカットされ、静かにこのアダージョが流れていたと思います。この動静の差がとても衝撃的。「ベトナム戦争」のすべてを象徴しているような曲です。
この「弦楽のためのアダージョ」は様々なシチュエーションのバックグラウンドで流れてます。
映画プラトーン以外にも、 「のだめカンタービレ」で千秋がのだめの催眠術から冷めるところでうまく使われていたかな。キムタクの「華麗なる一族」や「冬のソナタ」でも。9/11の追悼番組で流れるアダージョを聴くと心が震えてきます。